2022年02月09日

魅力的に生きる人生を~Living Life Attractively

          
魅力的に生きる人生を
人は歳をとると だんだん         体力・気力も落ち

すべてに生き甲斐を失ってくる

物忘れに嘆き    若かりし頃の機敏な動きを懐かしみ

病気に脅え        愚痴が多くなってくる

紫陽花の花は  美しく咲いた後でも

凛として             寒空でも咲き続け

それなりの色合いを残して          黙々と咲いている

私も歳を重ねながら            この紫陽花のように

魅力的に 残された人生を           楽しく生きたい

日本絵手紙協会公認講師の甲斐紗都呼さん(私達の仲間)の絵手紙詩画集『心の糸』に「魅力的に生きる人生を」という詩画があります。この詩を読むとみなさん、琴線に触れ、心が晴れて希望が湧いてくるといいます。NHKの朝ドラに刺激されて、吉田町在住の田村キャサリン氏/田村優子氏訳の英語版対訳でも紹介しますね。ちょっと違った角度で大きな声で読んでみるのも私達高齢者の脳を刺激して良いのかもしれません。リビング・ライフ・アトラクティブリー。呪文のように唱えて日々邁進しましょう!


Living Life Attractively


As people grow older,

Their strength and sprit graduallydiminish.

They lose their will to live about everything.

They mourn the loss of their memories.

They miss the agility of their youth.

They fear illnesses.

Their complaints increase.

After the hydrangea reaches the peak ofits flowering,

It gallantly continues blooming under the cold sky,

Quietly putting forth its fading blossoms.

As I get older

I want to enjoy the remainder of my life

Attractively

Like the hydrangea.     


朗読 岡田恵美子さん 


  


2022年02月07日

追悼

 高齢者は、教育と教養がもっともっと必要だとある人から聞いて、真剣に本当だなと感心しました。そしたら、その人が「今日、行ってくる、今日、用事する」「それが高齢者の教育と教養なんだって」と笑って言いました。「なるほど~」家にこもらず外に出て交流したり用事をすることは、社会勉強になってみんなと繋がっていくことのきっかけになる。教えてもらったり教えたりで「教育&教養」かと。FMCOCOROでヒロ寺平(DJ)が言った言葉だとか。
 そんなわけで、日頃その言葉に共感しているついすみ団塊世代の会員有志は、地域の行事(昨年10月30日)に参加しました。藤枝の『2021お茶の香ロード鬼岩寺』で開かれた『着物で繋がる人とまち~グリーンロードを歩こう』です。この行事は、開催ひと月前に闘病生活に入ってしまったついすみ会員でもあるパワフルな女性が精力的に企画、運営していたものです。結局、その方はこの年の12月初旬に亡くなりました。75歳でした。私達の心にぽっかりと穴があいてしまいました。今でも彼女の事を思うと胸が詰まります。「今日行ってくる、今日用事する」もまずは心身ともに健康でなければということを突き付けられた気がします。でも、パワフルな彼女が最期まで笑顔を忘れず、『終の棲家は自宅』であったことが私たちのお手本として胸に深く刻まれました。御連れ合いや子どもさんそしてお孫さんに介護され、「ありがとう」と言って逝かれました。
「希望を持ってよく頑張ったと思う。でも最期はもう良いよ」と言って静かに逝ったと御連れ合いも涙ながらに話してくれました。
教育&教養『今日行く、今日用事する』の手本のような人でした。感謝そして合掌
                                 
     お茶の香ロード着物で繋がる人とまち(藤枝市鬼岩寺)彼女の最期の企画でした。
     ありがとう!(主催は夢づくり東海道を楽しく学ぶ会/ふじえだ花の会/ふじえた
     リメイクモデルのみなさん)

             
             お見舞い用の寄せ書きを書いている途中に逝ってしまいました。
  


Posted by ende at 14:43地域行事に参加

2022年02月02日

老~い『ゆる旅』 想い出の鎌倉三大洋館巡り旅


コロナ禍で旅行に行かなくなって3年目、みんなで行っていた日帰りのバス旅行が懐かしく思い出されます。今年もきっと皆で行くバス旅行は計画できそうにもありません。皆、年齢が高いので、このままだとどこにも行けないままになってしまう人もいるかもしれません。残念です。旅行にいけなくなるなんって予測もつかないことでした。

コロナ禍になる前の2018年秋(11月)に65歳~80歳の高齢者仲間で『ゆる旅』バス旅行を実施しました。その前段の10月に私たちの心強い仲間ミスター旅人xが下見に行ってきました。鎌倉の三大洋館(古我邸/鎌倉文学館/旧華頂宮邸)と長谷寺を巡ってきたものを紹介します。

  


Posted by ende at 18:31老ーい ゆる旅

2022年01月30日

『孤独と今の社会』考察

静岡県藤枝市のおばあちゃん劇団『ほのお』は、103歳で亡くなられた(2019年)元保健師の大石さきさんが主宰する笑いと涙そして勇気を皆に与えてくれる市民でつくられた劇団でした。介護予防を目的として1977年「ともしび」を結成しその後1987年「ほのお」と改名。以後、23年間近隣や県内外での要請に応じ、大石さきさん書き下ろしの作品にその時々のアドリブをいれ900回近く公演していました。
この劇は、悪徳商法をテーマに高齢者の『孤独と家族のあり方』をコミカルに描いている「悪の華」というタイトルの劇です。もちろん、主人公は孤独なおばあちゃんで、その役は大石さきさんその人が演じています。93歳でもなお現役の筋力パワー、とぼけた表情で"なりきる演技"がみどころでした。
今は、鬼籍となられた大石さきさん。高齢者が「活き活きと生きていく仲間づくり」を元保健師だった専門職を生かしながら地域に全国に向けて働きかけ普及に尽力してくださった先達者でした。天国の大石さん!ありがとうございます。


コロナ下で世の中が大きく変わってきた感があります。新聞やテレビで報道されるニュースを知るたびに『希薄な人間関係』『本当の繋がり』という言葉が頭をよぎります。世の中の今を象徴したかのように「となりのチカラ」というテレビドラマも最近テレビ朝日木曜ドラマで放送されています。価値観が多様化してきた昨今の、人と人が気軽に繋がって行くことの難しさをコミカルに描いている番組でした。ヤングケアラーの問題も扱っていました。

在宅医療に献身的に関わってくれていた医師が、患者の家族に散弾銃で撃たれ死亡したというやりきれない切ない事件も最近ありました。親の治療で介護していた加害者が医師とトラブったとありましたが、高齢者である私達にとっては、複雑な思いです。在宅医療に力を尽くしてくださった医師を失ったという悲しみ、加害者への怒り、そしてこれからの在宅医療が全体的に消極化するのではという不安等です。加害者の行為は、絶対に許しがたい犯罪ですが、独りで介護をしている中で「孤独」が「恨み」に変わり、独りよがりな被害者意識を増幅させて行ったのではと考えると行き場のない袋小路に入ってしまいます。合掌。

                    



  


2022年01月28日

ついすみチャンネル四季折々心に残る風景

終の棲家で暮らす四季折々の心に残る風景。地域の歳時記は人と人がふれあい四季を楽しみ集う心のオアシスの記録です。これから、もっともっと歳を重ねていく中で、大切に胸に刻んでいきたいことの一つです。動画編集しながらも癒されます。2020年1月、地域で行われた想い出の新春のどんど焼き。コロナ下の中、今までのようにはどんど焼きも出来なくなりました。お飾りをおさめ、お餅を貰って家で食べるといった形に変わりました 。竹竿に吊るして焼いたお餅を思い出しながら。今年も身体に気を付け無病息災で過ごせることを祈って戴きました。
  


Posted by ende at 19:30活動動画

2022年01月25日

ファルマモデルルーム

コロナ感染拡大がなければ、前から行ってみたい気になる所があります。静岡県医療健康産業研究開発センター(長泉町下長窪1002-1 )1階にあるファルマモデルルームです。私の力で一日でも長く自立して過すことのできる「私(私と伴侶)の住まい」、『自立のための3歩の住まい』と昨年7月の県民だよりに紹介されていました。みんなで見学に行ってみたい!と思いましたが、すでにコロナ感染拡大の真っただ中、あきらめるしかありませんでした。写真で紹介されている部屋は従来の温かみのある健康な人が住む部屋とは違いますが、20年先を見据えた新しい高齢者の住まいのあり方をコンセプトにしたモデルルームだということです。専門家だけでなく一般県民にも見学でき公開されているということですから、今年こそ皆で行ってみたいと願っています。

              

 静岡県ホームページ掲載写真です。静岡県/ファルマモデルルーム自立のための3歩の住まい/県民だより2021年7月号 (pref.shizuoka.jp)  


2022年01月25日

コミュニティコーピング

昨年の8月、超高齢化社会体験ゲーム「コミュニティコーピング」のゲーム体験会(東京大学大学院学際情報学府 藤本研究室の研究の一環)にリモート(zoom)自主講座有志6名(70歳~84歳)がリモートで参加しました。研究の一環ということでゲーム体験会の前後に参加者にアンケートの回答もありました。高齢化社会に若い人達も関わることのできる社会的処方の啓発ゲームだと感じ、私達も「ついすみ」なりの対面式での地域啓発ゲームやカードを作りたいなと思いました。夢は、若い世代に広がりが持てる地域包括ボードゲームを地元の大学の学生さん達に協力してもらい作れたらと良いなと願います。
 
             

                 希望の花~西洋さくら草の花言葉  


Posted by ende at 11:38活動紹介

2022年01月24日

リモート忘年会

「昭和を楽しもう!」というコンセプトで2021年12月、リモート忘年会をやってみました。若い人達が、飲み会をリモートでやっているという話題はよく聞いていましたが、高齢者がリモートでやったらどんな忘年会になるだろうか?と思案しました。食べ物もちょっと贅沢な共通の寿司折り弁当を参加者の各家庭に配達してもらい、飲み物は各自用意、時間はPM5:00~PM7:00の2時間です。私達高齢者が幼少から青年期を過ごした「昭和」をキーワードに『私は誰でしょう?』の若かりし頃の写真を各自に出してもらい画面共有して想い出を語り合いました。そして昭和クイズ、ユーチューブにいろんな昭和を題材にしたクイズがあるものですね。画像を観ながらそれぞれ各家でビールやお酒で大盛り上がり。「老化しない人の特徴」というユーチューブの乗りの良い解説の動画も見たりして食事timeもとりました。
コロナ感染拡大を意識し、リモートでやってみた忘年会は、おおむね成功。参加者も満足のようで2022年にむけての学びの士気も高まりましたした。


  


Posted by ende at 13:56交流会

2022年01月23日

zoomで交流「介護に関わるリフォームよろず話」

一級建築士/福祉環境コーディネーターの酒井さんによる「介護に関わるリフォームよろず話」の講話がzoom自主講座で開かれました。
講座の内容は、①高齢者の事故の傾向 ②未然に防ぐために心掛けること ③リフォームをどういった視点で取り入れていくか ④介護保険を利用した改修の事例  ④これからリフォームを考える時、今の住まいの状態と生活を見直す等のお話でした。
    
    
 ついすみの参加者は皆70歳以上。お若い酒井さんとのミィテングのひと時は、新しい息吹(視点)を吹き込んで戴ける新鮮な時間でもありました。私達年配は、歳をとるとどうしても同じ年代で集まり勝ちですが、zoomというツールを使っていろんな年代と意見交換ができるのは価値観の幅が広がり、楽しみがあります。希望も湧いてきます。歳を重ねても社会的に物事を俯瞰して観れる力を養っていくことは大事な事の一つです。これからもzoomだけでなくリアルに若い方々と繋がって行きたいと思います。


https://sekomamagenki.jimdofree.com/ (ついすみホームページ)
  


Posted by ende at 16:06活動紹介

2022年01月20日

2021年度第3回発表会動画紹介

去る、2021年度第3回発表会が昨年の11月28日㈰に行われました。その様子の動画です。例年行われている会員による事例発表、寸劇そして講師をお招きしての講演会が行われました。今回は講師にゆみ内科クリニックの木佐森優美先生(院長)に、藤枝の在宅医療の現状とリビング・ウイルについてお話戴きました。、参加者たちの想いも受け止めてくれ双方向性の高い講演会でした。わかりやすい解説で大変、好評な講演会でした。

  


Posted by ende at 18:02活動動画